引き寄せを試しているけど、何も変わらない
やりたいことが見つからず、毎日がモヤモヤしている
そんな気持ちを抱えていませんか?
私もかつて、引き寄せの本を読んで願いを書いたり、
ポジティブな言葉を唱えたりしていました。
でも、現実はほとんど変わらなかったのです。
ところがあるとき、引き寄せがうまくいかない本当の原因が
不確実さへの抵抗だったことに気づき、行動と思考が少しずつ変わり始めました。
そこで今日は、「変化できないのは意志が弱いから」ではなく、
不確実さをどう扱うかがカギだったという視点から、
願いを現実に近づけるヒントをお伝えします。
正解だけを探し続けると、動けなくなる
理想の自分になるためには、正しい方法を選ばなきゃ
失敗したら意味がない
そう思っていた頃の私は、何を始めるにも慎重すぎて、結局何も動けませんでした。
失敗=すべてが台無しになるという思い込みが、
チャレンジを封じていたのです。
ありがちなパターン
- やり方を完璧に調べてからでないと動けない
- 結果が出る保証がないなら、最初からやらない
- うまくいかなかった経験を「やっぱりダメ」と思い込む
こうした考え方は、自信のなさや過去の失敗経験だけでなく、
確実なものだけが正しいと思い込む癖に支えられています。
人は「過去=確実」と感じてしまう
たとえば以前、誰かに否定された経験があるとします。
その記憶が強ければ強いほど、また否定されると感じやすくなります。
過去の体験はすでに起きたこと=確実ととらえやすく、
私たちは無意識にそれを今後も起こる未来として予測します。
代表的な思い込みの例
過去の出来事 | 無意識の前提 |
---|---|
意見を否定された | 「私の考えは受け入れられない」 |
頑張ってもうまくいかなかった | 「努力しても報われない」 |
人間関係がうまくいかなかった | 「人と関わると傷つく」 |
このような前提があると、いくら引き寄せの言葉を唱えても、
行動が変われない前提に引き戻されてしまいます。
引き寄せが働かないのは「理想と行動」がズレているから
引き寄せでよく言われる「願いは叶う」は、
意識と言動の一致があって初めて現実化しやすくなります。
頭の中でどれだけ理想を思い描いても、
無意識がどうせ無理と感じていれば、
行動も言葉もその前提通りになってしまいます。
よくあるズレのパターン
- ノートに「自由に働く」と書いたのに、仕事では何も言えない
- SNSでは理想を語るのに、行動は現状維持
- アファメーションをしても、内心では疑っている
こうした状態では、引き寄せの力が発動しにくくなります。
変わるには「思いぐせ(ストーリー)」を見直すことが必要
私たちは「自分はこういう人間」「これが私の限界」といった
内なるストーリー(思いぐせ)を繰り返しながら生きています。
このストーリーは、過去の経験や周囲からの影響で無意識に形成されます。
そして、何度も再生されているうちに「現実」だと信じ込んでしまうのです。
よくあるストーリーの例
- 私は人に好かれない
- 一人で頑張らないと意味がない
- どうせ誰も助けてくれない
このストーリーを放置したまま願いを描いても、
土台が変わっていない限り、行動も選択も変わりません。
思考だけで変われないなら「行動」から変えてみる
ストーリーを書き換えるのが難しいと感じたときは、
「理想の自分だったらどうするか?」という視点で行動を変えてみましょう。
これは努力ではなく、もうそうなっている私の証拠を積み重ねるという方法です。
実践ステップ
- 理想の自分なら、どんな振る舞いをしているかを想像する
- 今の自分でも無理なくできる範囲で1つだけ実行する
- 実行できたら、「私はもう変わり始めている」と自分に伝える
行動が変われば、思いぐせも少しずつ変化します。
結果として、意識と言動のズレが縮まり、引き寄せも自然に起こりやすくなります。
不確実さを受け入れた先に、変化は起きる
「絶対に成功する保証がないから動けない」
そう思っていた私が変われたのは、
“不確実でも、やってみていい”と認められるようになったからです。
自信とは「確信がある」ことではなく、
不安があっても、自分を信じられる感覚でもあります。
完璧じゃなくても、間違えてもいい。
それでも一歩ずつ進めるようになったとき、
現実は少しずつ変わっていきました。
まずは、自分のストーリーを見つめ直してみませんか?
引き寄せがうまくいかない。
何か始めたいのに動けない。
その背景には、自分でも気づいていない「思いぐせ」があるかもしれません。

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