「頑張ってるのに、なぜか報われない」――そんな感覚を抱えていませんか。
それは、あなたの中にある“無意識の脚本”、つまりこれまで身につけた「生き方のパターン(=story)」が影響しているかもしれません。
行動力やスキルの問題ではなく、自分でも気づかないうちに選び続けてきた“前提”。
この記事では、その無意識のパターンに気づき、潜在意識を書き換えていく方法をお伝えします。
「報われない感覚」は、心の奥にあるstoryの影響かもしれない
何をしても結果がついてこない。
そんなとき、多くの人は「まだ努力が足りないのかもしれない」と自分を責めます。
けれど、本当の原因は**あなたの深い部分に刷り込まれた“story”**にある可能性があります。
たとえば、幼いころに「我慢すれば愛される」「目立つと嫌われる」などの体験があったとします。
すると、大人になってもその思い込みが潜在意識に残り、無意識に「望みすぎてはいけない」「私は選べない」という選択を繰り返してしまいます。
このような“古いstory”は、自分を守るために作られたものです。
でも、大人になった今はそのままだと足かせになることもあります。
潜在意識を書き換えると、どんな変化が起きるのか
無意識のstoryに気づき、それを少しずつ書き換えていくと、次のような変化が現れます。
- 無理して頑張らなくても、行動が自然に起こせる
- 「NO」と言えるようになり、人間関係のストレスが減る
- やりたいことに挑戦することが怖くなくなる
- 「どうせ私なんて」と思うことが減る
潜在意識が変わると、選択そのものが変わるのです。
それは一見小さな変化でも、日々の積み重ねがやがて人生の流れを変えていきます。
今日からはじめられる|潜在意識をリセットする3つのステップ
いきなり大きな変化を求めなくて大丈夫です。
ここでは、毎日の中でできる簡単な方法を3つご紹介します。
●ステップ①:モヤモヤを言語化する
まずは、自分の感情に気づくことから始めます。
「なんだかモヤモヤする」「本当はこうしたかった」など、小さな違和感を書き出してみましょう。
ポイント
- 正解は求めず、思ったことをそのまま書く
- 感情の理由より、「何を感じたか」を重視する
例:
× なぜ私はイライラするのか
〇 今日イライラした出来事:会議中に話を遮られた
●ステップ②:storyの存在に気づく
書き出したモヤモヤから、自分の中にある“決まりごと”を探します。
「ちゃんとしてなきゃいけない」「頑張らないと認められない」といった言葉が出てきたら、それが古いstoryかもしれません。
やってみるとよい問いかけ
- これはいつから信じている考えだろう?
- これを信じていることで、私は何を守ってきた?
●ステップ③:「今の私」が望むストーリーを書き換える
古いstoryに気づいたら、今の自分に合うstoryを選び直します。
大切なのは、「こうでありたい」という気持ちを少しだけ言葉にしてみることです。
例:
- 「頑張らないと認められない」→「私はそのままでも価値がある」
- 「我慢しないと嫌われる」→「素直な気持ちは大切にしていい」
書いたその日からすぐ変わるわけではありません。
でも、何度も読み返し、自分に語りかけることで、少しずつ潜在意識が新しいstoryを受け入れていきます。
気をつけたいこと|リセットの落とし穴
潜在意識のリセットは簡単なことではありません。
次のような点には注意が必要です。
注意点
- アファメーション(肯定的な言葉)だけで変わるとは限りません
- 無理やりポジティブになろうとすると、かえって疲れます
- 急に劇的な変化を期待しすぎず、丁寧に向き合うことが大切です
自分を変えることは、“戦い”ではなく“和解”です。
焦らず、一つずつ自分に許可を出していきましょう。
自分を変えたいなら、まず“心の土台”を整える
行動を変えようとしても、内側が変わっていなければ続きません。
本当に望む未来に向かうには、**「今の自分をどう見ているか」**を見直すことがスタート地点です。
BeYou講座では、こうした自分のstoryを見つけ、書き換える実践ワークを丁寧に扱っています。
「わたしはこのままでいい」と思える心の準備を、一緒に進めていきませんか?
『頑張り続けるだけ』の私を卒業するために
いつも誰かに合わせて、頑張って、傷つかないようにしてきた。
それでも報われないと感じるなら、無意識のstoryを手放すタイミングかもしれません。
書き換えは一気にではなく、日々の小さな選択から始まります。
まずは自分の気持ちに気づき、「私は、私の人生を選んでいい」と思うこと。
それが、本当の意味でのリセットです。
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